freee_情報統制としてのDXの取り入れ方

DXの本質

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することです。身近な例として"音楽の楽しみ方"について挙げると「物理的なCDを介して聞いていた」ものが「ストリーミング再生で、いつでもどこでも様々な音楽を楽しむことができる」ようになったーこれがDXがもたらすイノベーションです。企業におけるDXにおいてはシステムを導入すれば良いというわけではありません。第一に業務を最適化するために仕組みを根本から変える必要があります。

 

バックオフィスにおけるDX

バックオフィスにおけるDXではでは「業務フローとデータフローを整える」ことが重要なポイントとなります。現在の業務フローをそのままシステムに乗せるのではなく、「システムに合わせて業務フローを作る」ことが重要です。そして、情報を一元管理できるよう、データフローにも気を付けましょう。データベースは一元管理し、複数のシステムを使っていたとしても、データがキレイに流れるように組み合わせることが肝要です。

 

クラウドERP

従来の一般的な会計ソフトは、紙で処理していた時代の名残りがかなり残っています。一方でfreeeの大きな特徴は、「取引」を基盤として実際の流れをベースに管理することにあります。一般的な会計ソフトでは、収入や支出に紐づく決済(入金・出金)をシステム上で補完して集計しているだけとなり、それらは紙で集計していた時代の名残なのです。その点freeeは、1つのデータを一気通貫して管理するため、会計資料を経理以外にも役立たせることができます。「会計は機能の1つ」そう考えると理解しやすいでしょう。

freeeのように実際の取引に沿って経理業務と会計処理が密接に関連するソフトはあまりありません。従来の会計の概念は捨てて、仕事のやり方そのものを再構築することで業務プロセスが圧倒的に進化します。

 

経理の未来

会計入力や支払管理をする「だけ」の経理業務は、近い将来なくなる(人手が必要でなくなる)のは間違いないでしょう。これからの時代の経理は、税務会計の知識のみならず高いITリテラシーとビジネスの理解度を持ち、企業のなかで流れるデータのフローを整え、会計データに集約する仕組みを作る力が求められます。情報統制こそが企業におけるDXの本質であり、全体の仕組みを再構築して情報を素早く・正確に集めることが重要です。